Squareオンラインビジネスの口コミ評判は?決済手数料やメリット・デメリット
Squareオンラインビジネスは、POSレジやオンライン決済サービスを提供しているSquareが運営するネットショップ開設サービスです。実店舗とのPOSレジの連携もでき、オンラインショップと売上を一括管理できる機能性や、無料からスタートできる低コストなサービスとして注目されています。
そんなSquareオンラインサービスの特徴や、いい口コミ、悪い口コミなどの評判を集めました。
Squareオンラインビジネスのサービス概要
サービス名 | CAFE24 |
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ユーザー数 | 世界175か国で数百万の個人ビジネスが利用流通総額は4,960億米ドルを突破 |
主な出店事例 | コスメ、アパレル、インテリア、食品、カー用品、ベビー用品 |
初期費用 | 無料 |
月額使用料 | 無料:無料 プロフェッショナル:1,200円 パフォーマンス:2,500円 プレミアム:6.800円 |
決済手数料 | 無料・プロフェッショナル・パフォーマンス:3.6%~ ※決済代行会社によって異なる プレミアム:3.3% |
サービス利用料 | なし |
支払い方法 | クレジットカード、Square Pay、Squareギフトカード、PayPal(パフォーマンスプラン以上) ※対面での決済はSuica、PASMO、AppelPay、GooglePayの受け付けが可能 |
デザインテンプレート数 | なし |
SNS連携 | Instagram、Facebook |
最低利用期間 | 1か月 |
Squareオンラインビジネスは、無料プランからはじめられるECサイト開設サービスです。アメリカのカリフォルニアに本社があり、日本語だけでなく英語でのウェブ請求書作成にも対応。海外からの顧客に向けて越境ECサイトを作りたい人にも注目されています。
また、プランは無料のほかにプレミアムまで合計4種類から選択できます。プレミアムは決済手数料が3.3%と安く、ほかのECサイト開設サービスと比較しても、業界最安値です。
事業規模が拡大し、決済手数料をお得にしたいときは、プレミアムプランまでアップグレードするとお得に商品を販売できます。
Squareオンラインビジネスのいい口コミ評判・メリット
- ネットショップだけでなく実店舗の決済ができる
- 英語対応で越境ECサイト初心者にも便利
- InstagramとFacebookの連携が簡単
- 初期費用0円ではじめられる
- 振込手数料・事務手数料が無料でお得
Squareオンラインビジネスは、無料プランから気軽にはじめられるサービスとして注目されています。
さらに、ほかのサービスと比較したときに、振込手数料、事務手数料が無料でお得。プレミアムプランにアップグレードすると、決済手数料も3.3%と安くなります。
では、本サービスのメリットについて詳しく紹介していきます。
振込手数料・事務手数料無料!入金サイクルが早い
Squareオンラインサービスの魅力は振込手数料、事務手数料が無料で、低予算で運用できるところです。ちなみにSquareアカウントに登録した口座が、三井住友銀行、みずほ銀行であれば、決済日から翌営業日に振り込まれるため、最短で翌日すぐに売上金を受け取れます。
そのほかの銀行口座も毎週木曜日から翌週水曜日のまでの1週間分が、2日後の金曜日に振り込まれます。毎週売上金が自動で振り込まれるうえ、振込手数料がかかりません。
SquarePOSレジアプリで店舗とネット販売が連携可能
Squareオンラインサービスは、POSレジアプリのインストールも無料。もともとSquareは、美容室をはじめとする実店舗向けのPOSレジ、在庫管理サービスを提供している企業です。
そのため、オンライン販売のほかに店舗にてPOSレジアプリから販売できるため、売上を一括管理したい実店舗があるオーナーにもおすすめです。
POSレジアプリは無料なうえ、初期導入費として7.980円を支払えば、タッチ決済、ICカード対応のSquareリーダー端末を用意できます。オンラインと実店舗の売上管理の連携がスムーズで、業務の効率化を図れます。
Instagramの連携で気軽に商品を見てもらえる
SquareオンラインサービスはInstagramやFacebookとの連携が簡単。Instagramセクションを埋め込むと、サイト訪問者がInstagramフィードに表示される商品をそのまま購入できます。
Instagramのショップ機能は、気になった商品をタップすると、ウェブサイトが表示されてショッピングできるというシステムです。
やり方はInstagramのアカウントとSquareオンラインサービスを連携させて、Instagramのフィードページ内にある「ショッピングタグ」を選択。Instagram用のタグを入力して、商品画像にタグ付けするだけですぐに販売をスタートできます。
Instagramで商品を知ってもらい、手軽に購入してもらえるところがメリットです。
Squareオンラインビジネスの悪い口コミ評判・デメリット
- 日本での導入例がまだ少なく知名度が低い
- サイトの装飾がシンプルでアレンジしづらい
- 支払い方法がクレジットカードのみで不便
Squareオンラインサービスはサービス開始から2年程度と短く、まだ知名度が低いところが気になるとの口コミがありました。購入者目線で見てみると、基本的な決済方法がクレジットカードのみはやや不便です。
PayPalの支払いに対応しているのは、パフォーマンスプラン以上のため有料プランの利用が必要です。
気になる評判、デメリットについて1つずつくわしくご紹介します。
日本での知名度がまだ低い
Squareがネットショップを作成できるSquareオンラインビジネスをはじめたのは2020年10月です。POSレジを提供する企業として、カードリーダー端末を手掛けるイメージがまだ強く、ECサイト制作サービスとしての知名度はまだ低いです。
使った人の口コミが全体的に少なく、歴史が浅いというところが気になる人もいます。しかし、SquareはPOSレジを活かした店舗とオンラインの売上連携がスムーズなど、独自の強みも多くあります。
サイトのデザインテンプレートが少なく最低限のみ
Squareオンラインビジネスはサイトテンプレートの数が少なく、サイトのデザインもシンプルなものが多いです。有料プランによって100種類以上をラインナップするCAFE24と比較して、個性的でおしゃれなショップは作りづらいと言えるでしょう。
しかし、ショップのロゴの追加や、新製品、人気商品を目立つように表示させるといった、ポイントをおさえたサイトデザインを直感的に設定できます。
さらにInstagramとの連携によって、SNSからのスムーズな買い物など、販売につながりやすいサービスも積極的に展開しています。
オンラインショップは基本クレジットカードのみの支払い
オンラインの場合は、基本的にクレジットカードのみの支払いに対応しています。コンビニ振込やキャリア決済など、ほかのサービスでは利用できる支払い方法が選択できません。
また、Square独自の電子決済のSquarePayにも対応していますが、クレジットカードの登録が必要です。
店頭の決済であれば、PayPayやSuicaなどの電子マネー決済にも対応しているものの、オンライン上ではほかのサービスと比較して支払い方法の選択肢が少ないです。まだサービスを開始して間もないため、今後支払い方法が増えている可能性も十分にあります。
Squareオンラインビジネスの料金プラン・手数料を比較
プラン名 | 無料 | プロフェッショナル | パフォーマンス | プレミアム |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 1,200円 | 2,500円 | 6,800円 |
決済手数料 | 3.6% | 3.6% | 3.6% | 3.3% |
カスタムドメインの使用 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
Squareの広告の非表示 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
カスタムドメイン登録が1年間無料 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
カスタムフォントのアップロード | × | 〇 | 〇 | 〇 |
パスワードでのページ保護 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
PayPalでの支払い | × | × | 〇 | 〇 |
カゴ落ちメール | × | × | 〇 | 〇 |
高度な統計データ | × | × | 〇 | 〇 |
商品レビューの掲載 | × | × | 〇 | 〇 |
ギフトオプション | × | × | 〇 | 〇 |
また、Squareオンラインビジネスは無料プランからスタートできます。無料プランはInstagramとフェイスブックとの連携のほか、SquarePOSレジとの連携など、幅広い機能を使えます。
カスタムドメインを利用したい人は、一段階上のプロフェッショナル、カゴ落ちメールや商品レビューの掲載といった、販売促進に役立つ機能をプラスしたい人は、パフォーマンスがおすすめです。
プレミアムプランは月額料金が6,800円と、プランの中でもっとも高額ですが決済手数料が唯一3.3%と低く設定されています。すべての機能を利用できるうえ手数料をおさえられるため、月額料金を支払っても手数料がお得になるほど販売規模が拡大した人におすすめのプランです。
BASE・STORESなど他サービスとの料金比較
サービス名 | Squareオンライン | BASE | STORES | twistore |
---|---|---|---|---|
初期費用 | ①無料:0円 ②プロフェッショナル:1,200円 ③パフォーマンス:2,500円 ④プレミアム:6,800円 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 無料 | 無料 | ①無料プラン:0円 ②スタンダードプラン:1,980円 | 無料 |
決済手数料 | ①②③:3.6% ④:3.3% | 3.6%+40円(1注文につき) | ①無料プラン:5% ②スタンダードプラン:1.5% | 販売価格の3.6% |
BASEとSquareオンラインサービスを比較すると、BASEが決済手数料3.6%と注文ごとに40円がプラスされます。Squareオンラインは3.3~3.6%の決済手数料のみでお得です。
STORESは無料プランでは5%の決済手数料がかかりますが、スタンダードにするとわずか1.5%と業界トップクラスの安さがメリットです。月額費用も1,980円のため、Squareオンラインのプレミアムプラン6,800円の料金と決済手数料3.3%を比較しても、STORESがもっともお得です。
そしてtwistoreは、スマートフォン1つで完結できるSNS特化型のEC通販システム。写真を撮って値段を入れれば、誰でもSNSを通じて商品を販売できる手軽さが人気です。
STORESの費用や決済手数料の詳細や、機能面については次のページをご覧ください。
Squareオンラインショップの作り方・開設の流れ
- Squareオンラインショップトップページの「無料のオンラインストアをはじめる」をクリック
- メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作成する
- 「法人または団体」「個人事業主」のどちらかの事業形態を選ぶ
- 氏名や生年月日などの情報を入力する
- 売上金の受取口座の情報を入力する
- 販売方法の中から「Squareオンラインビジネスサイトから」を選ぶ
- Squareリーダーを注文するか選ぶ
- マイページから「オンラインビジネス」を選択する
- 「業種」と「オンラインで販売する内容」を選ぶ
- 「今すぐデザインする」でサイトデザインを決める
- 左メニューの「商品を作る」をクリックして情報を入力する
商品を登録したあとに、「発送」から発送元の住所なども別途設定できます。
また、オンラインショップのほか実店舗のPOSレジとの連携なども選べるところが、Squareオンラインビジネスの特徴です。
Squareオンラインビジネスはこんな企業・個人事業主におすすめ
- 初期費用0円でネットショップを開設したい人
- 実店舗とオンラインショップの両方を経営したい人
- 売上金をできるだけ早く振り込んでほしい人
- 決済手数料を安くおさえたい
- もともと実店舗を運営していてオンラインショップをはじめたい人
月商30万円以上の個人経営のショップから、大規模企業も各店舗に導入できる幅広い人におすすめのサービスです。また、みずほ銀行や三井住友銀行を選べば、翌営業日に売上金が振り込まれるため、最短で翌日に受け取れるスピーディな手続きも魅力です。
オンラインショップだけで販売をはじめたい人はもちろん、すでに実店舗があるオーナーも手軽にオンラインショップを開設できます。ぜひSquareオンラインビジネスで、POSレジとの連携など便利なサービスを使ってみてはいかがでしょうか。