PayPayフリマの売上金の使い方！反映されるタイミング・有効期限も解説

本記事では、PayPayフリマの売上金について解説しています。

商品の販売が完了した時に発生する売上金。しかし、「売上金を現金化したいけどいつ入るのか分からない」「売上金に失効期限はあるの？」など、大切な売上金の取扱に疑問や不安を持っている人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、PayPayフリマの売上金は5か月が経過した日が属する月の最終日で期限切れとなります。しかし、期限が切れたからといって失効するわけではありませんのでご安心ください。

手数料無料でコンビニなどの実店舗で使用するための賢い方法や、売上金の反映タイミングまで、わかりやすく紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

PayPayフリマの売上金の基礎知識

PayPayフリマでいう売上金とは、商品が購入された際に出品者が得ることができる、販売価格から販売手数料と送料を引いた金額のことです。売上金には反映のタイミングや有効期限のほか、いくらまで所有できるかなどルールが定められています。
せっかくの売上金をトラブルなく受領できるよう、しっかりと確認しておきましょう。

売上金は購入者の受け取り評価後に反映される

「出品した商品が売れた後、いつ売上金に入るの？」と、焦ってしまう出品者も多いのでは。PayPayフリマでは、購入者が商品受け取り後、評価登録をすると売上金が反映されるという仕組みになっています。通常は15分～4時間程度で反映されますが、受取評価のタイミングがメンテナンス中か直前であった場合、複数の取引をまとめて発送した場合には、反映が翌日以降になる可能性があります。

万が一購入者が受取評価をしてくれなかった場合も、購入日の15日後正午になると取引が完了に。売上金を得ることができるので、ご安心ください。

また売上金は、マイページの「売上履歴」右上にある「売上金管理」から確認ができます。「売上履歴」からの確認や銀行口座確認では反映が見られないため、注意が必要です。

売上金には有効期限・上限金額がある

売上金の保管期限は、売上金として受け取った日から5か月が経過した日が属する月の最終日までと定められています。しかし、保管期限が過ぎたからといって売上金が失効してしまうわけではありませんのでご安心ください。保管期限が経過した売上金は、翌日以降に受取口座へ振り込みされます。通常利用できるPayPayへのチャージは取扱できなくなるため、期限が切れる前に自分に合った対応を取るのがおすすめです。

また、売上金には上限200万円までと金額の制約もあります。オークションサイト・ヤフオク！を利用している人は、そちらの売上も合わせての上限となります。上限金額を超過した場合、保管期限経過時と同様に受取口座への振り込みとなります。

売上金の出金には本人確認が必要

PayPayフリマの売上金は、スマホ決済サービス・PayPayへチャージすることができます。さらに、本人確認を行うことでPayPayマネーの利用が可能となり、PayPay残高にチャージした売上金を出金することができるようになります。出金は100円から可能です。

PayPayマネーの利用に必要なものは、本人確認書類と銀行口座の2点です。
マイナンバーカード、運転免許証の場合、本人確認書類についているICチップをアプリで読み取ることで、最短2分で本人確認を完了させることができます。運転経歴証明書の場合は、証明書と顔写真を撮影し、必要な情報を入力することで登録を行うことができます。
銀行口座の登録には、通帳やキャッシュカードなどが必要です。登録の方法は銀行によって異なりますが、本人確認が済んでいれば2分ほどで登録が可能です。

PayPayフリマ売上金の使い方・手数料比較

次に、売上金の使い方2種類を紹介します。

使い方	使い道	条件	手数料	手続き
PayPay残高へのチャージ	・PayPay取扱店での使用 ・PayPay残高からの出金 ・PayPayユーザーへの送金	・携帯電話番号の確認が必要な場合がある ・PayPayマネーにチャージする場合、本人確認が必要 ・過去24時間以内に50万、過去30日以内に200万の上限あり	無料	「残高にチャージ」より手続き
口座への振込	現金での使用	・Yahoo!ウォレットの受け取り口座登録が必要 ・101円から振込が可能	1回の振り込みごとに100円（税込） ※PayPay銀行で受け取る場合は無料	「売上金振込申請」より手続き

PayPay残高にチャージする場合、PayPay取扱店であるコンビニやドラッグストアなどの実店舗で使用できるほか、PayPay残高からの出金や送金が可能です。PayPay残高へのチャージは手数料が無料なので、お得に利用したい主婦や、電子マネーでのショッピングを頻繁に利用する人に特におすすめです。

銀行口座へ振り込む場合、1回ごとに100円の振り込み手数料がかかります。しかし、PayPay銀行で受け取る場合は手数料が無料になるため、普段からPayPay銀行を利用してお金を管理している人にとっておすすめの利用方法。また、スマホ決済サービスに馴染みのない人でも安心して利用することができます。

PayPay残高にチャージして利用する

売上金の使い方1つ目は、スマホ決済サービス・PayPay残高にチャージする方法です。銀行口座なしでも売上金を受け取ることができる上、個人のライフスタイルに応じた様々な場面で利用することができるようになります。

PayPay残高へチャージを行うことで、コンビニやドラッグストアなど全国の実店舗でお買い物ができるようになります。PayPayポイントの取得にも繋がるので、PayPayでポイ活をしている人には特に有効な利用方法です。

PayPayフリマでの商品の購入もPayPayでの支払いに対応しているので、売上金で商品の購入を検討している人にもおすすめです。PayPayの個人間送金にも利用することができますよ。

銀行口座に振り込み・現金化する

売上金の使い方2つ目は、銀行口座へ振り込む方法です。PayPayフリマでは、銀行によって振込手数料や振込までにかかる時間などが変化します。

	PayPay銀行	PayPay銀行以外
振込手数料	無料	100円
振込可能な最低金額	1円	101円
振込に必要な日数	土日・夜間でも	平日の正午12時までに申請を完了した場合： 翌営業日（土・日・祝日および年末年始は除く）  平日の正午12時以降に申請を完了した場合： 翌々営業日  休日に申請を完了した場合： 翌々営業日  ※受取口座がゆうちょ銀行の場合は、上記からさらに2営業日

PayPay銀行を利用する場合、振込手数料や金額の縛りがなく、土日や夜間でも送金が可能なためとても便利です。一方、PayPay銀行以外の金融機関では手数料がかかるだけでなく、振込申請完了から送金までに最低1日の時間がかかります。

売上金が反映されないときの原因・対処法

無事相手先へ発送したにも関わらず、様々な事象が原因で売上金に反映されない場合があります。万が一のトラブル時も落ち着いて対応ができるよう、売上金が反映されない原因とその対処法を紹介します。

売上金反映の処理が遅れている可能性がある

通常、受取評価をしてから15分～4時間程度で反映される売上金。しかし、処理の遅延や発送の状況次第で、反映が遅れる場合があります。

PayPayフリマの売上金とは、販売価格から販売手数料と送料を引いた金額のことです。配送会社のデータ連携が遅延している場合、送料の確定が遅くなり、売上金への反映が遅れる可能性があります。

定期・不定期的に行われるメンテナンスに受取評価のタイミングが重なった場合も、反映が遅れる可能性が。「反映が遅いな」と感じたら、「メンテナンス・障害のお知らせ」をチェックすることをお勧めします。

購入者が受け取り評価を忘れているため

売上金の反映は、購入者は商品の受取評価をしてから反映されます。そのため、購入者が受取評価を忘れている場合、売上金が反映されません。ステータスが「配達済み」であるにも関わらず評価がされない場合、受取評価の入力を忘れてしまっている可能性があります。取引画面より受取評価の依頼を送ることができるので、購入者に依頼をしてみましょう。

購入者へ連絡後、万が一受取評価が完了されなくてもご安心ください。PayPayフリマでは受取評価未完了でも、購入日の15日後（おまかせ配送は29日後）の正午ごろに自動的に売上金に反映されるので、しっかりと売上金を受領することができます。

商品に問題があった可能性がある

購入者が受け取った商品を確認したところ、破損・欠損などの問題があり、評価を保留している可能性も考えられます。メッセージで連絡を取り合い、どのようなタイミング・状態で破損しているのかを確認しましょう。

配送時のトラブルによる配送事故での破損が濃厚な場合、匿名配送を利用していれば、購入者よりお見舞金の申請を行ってもらうこともできます。おてがる配送（ヤマト運輸）、おまかせ配送の場合はPayPayフリマカスタマーサービスへ。おてがる配送（日本郵便）の場合は日本郵便へ、購入者から直接問い合わせてもらうよう、依頼しましょう。