
STORESの口コミ評判・機能・手数料を解説!こんな人におすすめ
2022年8月22日

ネットショップを手軽に開設できるサービスとして知られるSTORES。独自の定期販売サービスや、電子チケットの販売などユニークな機能が複数用意されており、幅広いネットショップオーナーに支持されています。
そんなSTORESのサービスの口コミ評判について、良い口コミ・悪い口コミの両方を調査しました!
そこから見えてきたSTORESのメリットやデメリットのほか、STORESの料金プランなどについても詳しくまとめたので、ぜひ参考にしてください。
目次
STORESのいい口コミ評判・メリット

STORESは初心者でも初期費用をおさえて、ネットショップを開設できるサービスです。全体的にいい口コミ評判が多く、STORESならではのメリットを感じている人も多くいます。
STORESのいい口コミ
- 初期費用0円ではじめられるのでネットショップを開設するきっかけになった
- 手数料がほかのネットショップ開設サービスとくらべて安い
- パソコンの操作が苦手ですがかわいいショップを手軽に開設できました
- 有料プランの1か月お試しがあるのでプランを比較できる
- 最短で翌日に売上金が振り込まれるので助かった
上記のとおり、無料プランであれば初期費用0円、月額料金も完全無料でネットショップをスタートできます。本来ショップの開設にはサイトの構築からデザイン、ドメインの取得など手間と費用がかかるもの。
STORESはパソコンの操作が苦手でも感覚的にショップのデザインができるテンプレートが豊富で、いつでも無料でスタートできるのです。
ほかにもSTORES利用者の口コミの中から、メリットについてくわしく見ていきましょう。
定期販売・デジタルコンテンツ販売も月額無料
STORESにはオリジナリティのある機能が多数あり、デジタルコンテンツの販売にも向いています。
STORESの主な機能
- 手軽にフォントやデザインを変えられるデザインエディタ
- 電子チケット・ダウンロード販売に対応している
- 1ヶ月ごとなど定期販売を設定できる
- 商品のまとめ割引機能がある
- 24時間のネット予約システム
- ショップに年齢制限・パスワードを設定できる「年齢制限・シークレット設定」
また、STORESならではの機能としてショップに年齢制限を設けられることや、パスワードを設定できる特徴があります。年齢制限があるお酒などの販売をする際に、年齢制限設定を使えば未成年への販売を防げます。
パスワードの設定はリピーターや、会員メンバーなど特定の人にのみ商品を販売したいときに便利です。
STORESでは電子チケットの販売や定期販売コースの設定もできます。読み物やイラストといったデジタルコンテンツの販売もできるため、グッズやフード、アパレルなどを販売する以外にも、デジタルデータを取り扱いたい人におすすめです。
売上金が最短翌日に振り込みできる
STORESには売上金が最短で翌日に振り込まれる「スピードキャッシュ」という機能があります。
STORES の入金システムは、当月末締めの翌月末払いのスタイルが基本で、たとえば4月の売上は翌月末である5月31日の振込です。ネットショップオーナーの中には、売上金をそのまま次の仕入れや試作品の開発に使いたいといった人もいます。
そんな人々のリクエストに応えて、最短で翌日に売上金を受け取れるスピーディな振込をしているのです。スピードキャッシュはマイページの入金タブから「スピードキャッシュする」ボタンをクリックして申請するだけ。
ただし、個人情報の登録と電話番号のSMS認証を済ませておく必要があります。管理のページを開く
住所・電話番号の個人情報を非公開に設定できる
STORESは個人および個人事業主の人の場合、所在地と連絡先を非公開に設定できます。本来、自宅でネットショップを開設する場合は、自宅の住所や戸籍上の氏名を載せる義務があり、第三者に個人情報を公開しなければいけません。
STORESは非公開に設定すると、サイト上ではSTORESの運営会社であるヘイ株式会社 の住所と電話番号が表示されるのです。
女性で個人情報を公開することが不安な人や、ネットショップでの身バレ防止に役立てられる機能です。個人ではじめてネットショップを運営したいけれど、住所や本名がバレないか心配といった悩みがある人も安心の機能です。
STORESの悪い口コミ評判・デメリット

STORESはネットショップ開設初心者でも感覚的な操作でサイトデザインができたり、初期費用0円でスタートできたりと、いろいろなメリットがあります。一方で利用した人の評判の中で、気になる悪い口コミもあります。
STORESの悪い口コミ
- 無料のコースだと配送日指定や分析機能など使えない機能も多い
- HTML編集できないので同じようなショップデザインになってしまう
- 無料コースは独自のドメインが設定できない
STORESは無料コースからはじめられますが、有料のスタンダードプランと比較すると使えない機能が多数あります。たとえば配送日の指定や、ショップページのアクセス解析など、細かい機能が活用できません。
どのような機能を使いたいのか考えたうえで有料プランを選ぶのか、ほかのネットショップ開設サービスを活用するのか決めましょう。
さらにSTORESの悪い口コミ評判、デメリットについて1つずつ説明していきます。
HTML編集ができない
STORESはテンプレートを使って誰でも手軽にネットショップをデザインできます。ただし、テンプレートを大きく変更できず。HTML編集に対応していません。
自分好みのテキストカラーを変えたり太字にしたりといった細かい修正ができないため、オリジナリティのあるデザインに仕上げたい人は注意しましょう。
同じくネットショップを開設できるサービスのBASEは、テンプレートのほかにHTML、CSS編集に対応しています。デザインを編集して、個性的なネットショップに仕上げたい人は、知識を活かせるBASEでショップを開設してみることをおすすめします。
独自ドメインは有料プランのみ
STORESは独自ドメインを設定したい場合、有料のスタンダードプランにのみ対応しています。BASEはドメインを11種類から選択するスタイルですが、STORESはスタンダードプランの場合、「com」か「net」か「shop」の末尾3つから選べます。
通常独自ドメインの取得には、別途ドメイン販売サイトと契約する必要があります。STORESはスタンダードプランにするだけで、自分だけのドメインを得られるため、時間と手間を節約できるのです。
STORESのサービス概要

サービス名 | STORES |
---|---|
ユーザー数 | 毎月1万ショップ以上新規開設 |
主な出店ジャンル | ファッションアクセサリー・雑貨フード・ドリンク |
初期費用 | 無料 |
月額使用料 | フリープラン:無料 スタンダードプラン:2,178円 |
決済手数料 | フリープラン:5% スタンダードプラン:3.6% |
サービス利用料 | 無料 |
支払い方法 | クレジットカード、コンビニ決済、キャリア決済、銀行振込、翌月後払い(Paidy)、PayPal、楽天ペイ、PayPay残高代引き(スタンダードプランのみ)、Amazon Pay(スタンダードプランのみ) |
デザインテンプレート数 | 48種類 |
最低利用期間 | なし |
STORESはショップ数や登録ユーザー数が公開されていませんが毎月1万ショップ以上が新規開設しており、今勢いのあるサービスです。
フリープランは無料、スタンダードプランも2,178円と、ほかのネットショップサービスと比較して月額料金が安いこともSTORESの魅力です。まずは無料でネットショップを開設してみたい初心者におすすめです。
STORESの料金プラン・手数料一覧

プラン名 | フリープラン | スタンダードプラン |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 初月無料 |
月額費用 | 0円 | 1か月払い:2,178円 6ヶ月間払い:11,761円(月額料金10%オフ) 12か月一括払い:20,908円(月額料金20%オフ) |
決済手数料 | 5%※Amazon Payは決済手数料3.9% | 3.6%※Amazon Payは決済手数料3.9% |
サービス利用料 | 無料 | 無料 |
振込手数料 | 売上金1万円未満の場合は275円 | 売上金1万円未満の場合は275円 |
事務手数料 | 275円 | 275円 |
最低利用期間 | なし | なし |
STORESの有料プランであるスタンダードプランは、1か月ごとの支払いのほか、半年、1年のまとめて支払う方法も用意されています。1年分(12か月)のまとめて払いだと、通常の月額料金から20パーセントオフと、かなりお得に利用できます。
振込手数料は1万円未満の場合275円、事務手数料もどちらのプランも共通で275円がかかります。
STORESでネットショップを開設する方法・流れ

STORESでネットショップを開設するまでの流れを番号順に紹介します。
STORESで開設する手順
- STORESのトップページから「「ショップ開設」をクリックする
- メールアドレス・パスワードを入力して「今すぐ無料ではじめる」をクリックする
- 登録したアドレスに届いたメールに記載されたURLをクリックして本登録する
- ストア名を入力して「これで決定!」をクリックする
- 管理画面の中から左メニューの「アイテム」を選んで商品情報を入力する
- 左メニューの「ストアデザイン」からデザインを編集して「デザインをストアに反映」を選ぶ
- 左メニューの「ストア設定」から「ストアの決済方法」「送料設定」を設定する
- 左メニューの「アカウント設定」から振込口座を入力する
STORESはメールアドレスとパスワードの情報から本登録できます。そのあとはネットショップオーナー用の編集画面が表示されるため、商品やストアデザイン、決済方法といった必要なものを入力しましょう。
STORESはこんな人におすすめ

STORESは次のような目的、初心者におすすめのサービスです。
こんな人におすすめ
- HTML編集ができなくてもおしゃれなショップを簡単に作りたい人
- 定期販売・デジタルコンテンツ販売などを行いたい人
- 手数料をできるだけ安くおさえたい人
STORESの特徴は月ごとなどの定期販売の設定ができるうえ、デジタルコンテンツの販売や電子チケットの発行など、実際の商品だけでなくオンライン上で提供するサービスの販売にも適しているサービスです。
STORESは無料ではじめられるプランのほか、有料のスタンダードプランも1ヶ月無料です。ある程度ネットショップが成長し、月商20万円などの安定した収入が得られるようになれば、スタンダードプランにした方が手数料がお得になります。
ネットショップの開設に興味がある方は、気軽にSTORESに登録してみてはいかがでしょうか。