futureshopの口コミ評判は?決済手数料・機能・メリットやデメリットを解説

futureshop(フューチャーショップ)は、年商1億円を売り上げる人気ECサイトなどが活用しているネットショップ開設サービスです。細かい部分までデザインにこだわったサイトを作成でき、サポートによって売れるECサイトを目指す充実のサポートが支持されています。

この記事ではfutureshopのサービスの特徴と、気になる手数料、料金、口コミ評判によるメリット、デメリットを解説。実際にfutureshopでショップを開設するまでの流れと方法もまとめているため、ぜひ最後までお読みください。

目次

futureshopのサービス概要

サービス名futureshop
ユーザー数2021年流通総額1,827億円(稼働店舗2,900店舗)
主な出店事例ファッション、日用品、雑貨、インテリア、食品、スイーツ、ジュエリー、腕時計など
初期費用①スタンダードプラン:22,000円~②ゴールドプラン:81,000円~
月額使用料①スタンダードプラン:22,000円~②ゴールドプラン:81,000円~
決済手数料クレジットカード(Visa・Mastercard):3.2%クレジットカード(JCB・AMEX/Dinners):3.5%
サービス利用料
支払い方法クレジットカード、コンビニ決済、キャリア決済、楽天Pay、Amazon Pay、銀行振込、代金引換
デザインテンプレート数
最低利用期間1か月

futureshopは最低でも月額料金が22,000円のスタンダードプランから選択できます。無料でサイト開設ができるサービスもある中、futureshopは幅広いジャンルの商品に合わせて、自分好みに細かい部分までサイトをデザインできる柔軟性の高さが人気を集めています。

実店舗とデータをまとめて管理できる「futureshop omuni-channe(フューチャーショップオムニチャネル)」など、すでに実店舗を展開している人や、ECサイトの集客を本格的に伸ばしたいといった、企業におすすめのサービスです。

futureshopのいい口コミ評判・メリット

futureshopはすでに多くの店舗を持っている企業や、ECサイトを中心に多くの商品を販売していきたいといった人におすすめのサービスです。futureshopならではの特徴をもとに、いい口コミ評判、メリットをご紹介します。

細部までデザインできる自由度が高いサイトを作れる

futureshopは独自のCSSをはじめとするプラグインを導入でき、デザインをパーツ単位で細かく設定できます。CSSやHTMLの知識があれば、パーツごとに作られるHTMLをもとに好みのデザインにアレンジできます。オリジナリティのあるサイトデザインを自由に変更できるうえ、商品ページはもちろん、マイページ、会員登録フォーム、決済画面まで、どんなページもデザインをカスタマイズ可能です。

また、futureshopの魅力はHTMLなどのコードの知識がなくとも、直感的にサイトを作成できる「スタートアップテーマ」というデザイン済みのECサイトからショップを作れます。ベースのサイトデザインをもとに、文字や画像を変えると簡単におしゃれなショップが完成します。

実店舗と連携できる店舗受け取り・在庫表示機能などがある

futureshopの強みはネットショップだけでなく実店舗との連携によってmさらに売上アップや集客につなげられるサービスが用意されていること。これを「futureshop omuni-channe(フューチャーショップオムニチャネル)」なと呼び、店舗とECサイトの垣根をなくした購入体験をお客様に提供することを目的にしています。

たとえばECサイトで注文したあとに、店舗で受け取りというBOPISをオプションで選べます。実店舗とのポイント連携によって、どちらで買い物をしてもポイントを貯められるなど便利な機能をつけられます。

また、ECサイトで購入しておくことで、在庫を確保できるため購入希望者が来店した際の売り切れを予防できるなど、購入者にとって、「あるとうれしい」と思えるきめ細かい機能が用意されています。在庫管理を実店舗、ECサイト両方でしっかりと管理できるため、両方の強みとよさをお客様に提供できると評判です。

リピーターにつながるプロモーション機能が充実

futureshopは過去の購入者に対して、新作やキャンペーンのメルマガの配信、サンプルの定期配送、セール価格を設定できるなど、リピーター獲得につなげるための機能もそろっています。

通販でおなじみである送料無料の特典をつけた新商品の初回購入や、定価よりもお得になる特典つきの定期販売コースなど、長期にわたって購入してくれる販売方法も選べます。定期販売も「一時停止」など、配送スペースを購入者側が調整できる機能なども追加でき、細かい部分まで行き届いた販売方法を叶えられます。

futureshopの悪い口コミ評判・デメリット

futureshopはとにかく多機能で、企業がECサイトを発展させて多くの集客を目指すために強力なサポートになります。しかしfutureshopを利用するにあたって、知っておきたい気になるデメリットもあります。

ここではfutureshopの悪い口コミ評判について、1つずつピックアップしてご紹介します。

初期費用・月額料金がほかのサイトと比べて高額

futureshopはほかのサービスと比較して、初期費用や月額料金が高めです。初期費用は22,000円、月額料金も最低22,000円から利用できます。登録したい商品数やオプションによって、料金が異なりもっとも安いプランで50商品を登録できます。

最大では2万商品まで登録ができるため、扱う商品数が多い場合や将来的にさまざまな商品を取り扱いたい人は、そのときのショップの規模と予算に合わせて選択できます。

たとえばBASEやSTORESと比較すると、初期費用が無料ではじめられるサービスよりもランニングコストがかかります。できるだけコストをおさえて、ネットショップを開設してみたい個人販売者などはBASEなどの維持費が比較的安いプランがあるところがおすすめです。

機能が豊富で覚えることが多い

futureshopは多機能で、作りたいサイトイメージに合わせてどんどん機能を追加していき、拡張することで理想のショップが完成します。Amazonなどのマーケットプレイスのような、多くの商品を取り扱う大型ネットショップを作ることもできます。

だからこそ機能が多く、操作を覚えるまで時間がかかります。特にfutureshopは毎年さまざまな機能をアップデートしています。アップデートによって、さらに便利になっていると同時に多くの機能を新しく覚える必要も出てきます。

細かくサイトを作り込んでいくには、多少のHTMLやCSSの知識が必要になるため、手軽にネットショップをオープンしたい人向けよりも 実店舗を経営している人や、中小企業以上の登録が特におすすめです。

futureshopの料金プラン

futureshopはスタンダードプランのほかゴールドプランが用意されています。スタンダードプランの中でも登録したい商品数などで細かくプランを選べるうえ、オプションによって機能を追加できます。

例としてスタンダードプランについて、料金や機能をご紹介します。

プラン名5050025005000
初期費用22,000円22,000円27,000円27,000円
月額料金22,000円26,000円31,000円37,000円
商品数の上限5050025005000
常時SSL
マルチデバイス(モバイル)対応
メールマガジン配信機能
ドメイン取得・更新
ロイヤリティ
参照:futureshop料金プランΙfutureshop公式サイト

スタンダードプランは商品の登録可能な数によってプランが分かれています。基本的な機能はすべて共通で、モバイル対応やメールマガジンの配信機能などが利用できます。そこから希望に合わせて、オプション機能を追加して好みのネットショップを作っていけます。

また、futureshopはcommerce creator(コーマスクリエイター)というシステムが用意されています。画像やテキスト、ボタンなど細かい部分まで、パーツ単位に分割してデザインなどを変更できる機能です。

パーツをドラッグ&ドロップでレイアウトできるため、HTMLなどを操作しなくともパーツの入れ替えができます。

commerce creatorはスタンダードプランから標準搭載されていますが、スタンダードプラン(NC)というcommerce creatorがない、少しお得なプランも選べます。

さらに月額81,000円からのゴールドプランもあり、データ転送量が月間500GBまで無料、ポイント機能やクーポン発行機能など、リピーター獲得につながる機能が標準搭載されています。

決済手数料一覧

決済方法決済手数料初期費用月額費用
クレジットカード基本決済ViSA・MasterCard:3.2%JCB・AMEX・Dinners:3.5%(トランザクション費用3円)0円1,500円
PayPay3.5%無料無料
d払い6%無料1,000円
キャリア決済ソフトバンク:5%ドコモ:6%au:5%無料1,000円
WEBコンビニ決済1.5%(トランザクション費用90円)10,000円1,000円
決済オプションの詳細|futureshop公式

futureshopの決済方法はクレジットカード、PayPay、d払い、各社キャリア決済、WEBコンビニ決済があります。WEBコンビニ決済は事前審査が必要で、使用するカードによって決済手数料が異なります。

決済方法によってはオプションがあり、たとえばクレジットカードなら不正対策のためのAI不正検知など、安全にショップを運営していくために便利なサービスを活用できます。

BASE・STORESと料金や手数料を比較

サービス名futureshopBASESTOREStwistore
初期費用①スタンダードプラン:22,000円~②ゴールドプラン:81,000円~無料無料無料
月額費用①スタンダードプラン:22,000円~②ゴールドプラン:81,000円~無料①無料プラン:0円②スタンダードプラン:1,980円無料
決済手数料クレジットカード:3..2%~PayPay:3.5%d払い:6%キャリア決済:5%~WEBコンビニ決済:1.5%3.6%+40円(1注文につき)①無料プラン:5%②スタンダードプラン:1.5%販売価格の3.6%
主な機能クーポン発行などの集客プロモーション、CSSによる細かいサイトデザインが可能デザイン入稿だけでオリジナルアイテムを販売できるInstagramとの販売連携、再入荷リクエスト機能などTwitterなどのSNSを通じて手軽に商品を販売できる
参照:futureshop決済方法Ιfutureshop公式サイト

futureshopが初期費用と月額費用がかかることに対して、BASEとSTORESは無料でスタートできます。また、BASEが決済手数料3.6%と注文ごとに40円がプラスされる決済手数料に対して、futureshopは最安値がWEBコンビニ決済の1.5%です。

WEBコンビニ決済はファミリーマート、ローソン、セイコーマート、ミニストップで、SBPSのクレジットカード決済基本プランとの契約が必要でコンビニ会社による審査を通る必要があります。しかし審査に通った場合は、ほかの決済方法よりも手数料をおさえられます。

STORESは無料プランでは5%の決済手数料がかかりますが、スタンダードにするとわずか1.5%と業界トップクラスの安さがメリットです。月額費用も1,980円で審査も必要ないため、決済手数料をおさえるのならSTORESがもっともお得です。

そしてtwistoreは、スマートフォン1つで完結できるSNS特化型のEC通販システムです。写真を撮って値段を入れれば、誰でもSNSから商品を販売できる手軽さが人気です。

STORESの費用や決済手数料の詳細や、機能面については次のページをご覧ください。

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futureshopでネットショップを開設する方法・流れ

futureshopで開設する方法
  1. メールアドレスなどを入力して会員登録する
  2. 管理メニューから決済方法、配送方法、カートの表示方法、商品の情報の表示方法などを細かく設定する
  3. commerce creatorでテキストや画像などをパーツごとにデザイン、入力する
  4. 「テーマ」から「カラー・サイズ」でショップのカラーを変更する
  5. トップページのメイン画像とバナーを変更する
  6. 管理画面の「運用」から「商品管理」を選び「商品グループ新規登録」をクリックする
  7. 商品名やURLコード、レイアウト、SEO設定などを決める

futureshopは多機能で、管理画面ではテーマやカラーの設定や各ページごとの画像、テキストの変更、商品登録のページまで多種多様な設定が選べます。

しかし、futureshopは初心者のために「futureshop開店ガイド」が用意されています。開店ガイドはすべて日本語で、画像つきのわかりやすい文章で作られているため安心です。

ネットショップを作る前に考えておきたい項目や、平均的な所要時間なども書かれているため、スムーズに構築していけます。

なおcommerce creatorで一からECサイトを作る際には、平均76.35日程度の期間が必要と言われています。商品数が少なければ平均よりも早く、商品数や細かいデザインの設定が多いほど構築完了まで時間がかかります。

これは商品登録が終わっている状態からのリニューアルで、企業によっては半年や1年じっくりと時間をかけて改善していくケースもめずらしくありません。商品を販売しながら、少しずつサイトデザインを変えていけるため、売上アップにつなげられます。

futureshopはこんな使い方をする人におすすめ!

futureshopはこんな人におすすめ
  • 多機能でオリジナルなECサイトを作りたい
  • 中小企業以上や実店舗をすでに運営している人
  • リピーターを獲得したい人
  • 日本語でのマニュアルやサポートがしっかりしたサービスを探している人
  • 実店舗と連携できる機能がほしい人

futureshopは大規模なネットショップもオープンできる、多機能なECサイト構築サービスです。初期費用や月額料金はほかのサービスと比較して高額ですが、その分多くの機能を活用できるうえ、定期購入のサポートなどリピーター獲得にも力を入れています。

設定は多いですがアカウント開設からサイトオープンまでの具体的な手順も、わかりやすいマニュアルが用意されているため安心です。中小企業以上や実店舗を営業している人に特におすすめのサービスです。

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