Ecwidの口コミ評判は?メリット・デメリット・料金を解説

Ecwid(イージーウィッド)は、2009年にアメリカで創業したサービスです。ホームページやブログ、SNSなどに拡張機能として追加することで、ネットショップを作成できます。これまで20万サイトが作られた実績があります。さらに、合計45言語にも対応しているグローバル展開を見据えたショップ作りができます。

そんな今注目のEcwidのサービスの概要と、メリットデメリットについて口コミ評判をもとにご紹介します。

目次

Ecwidのサービス概要

サービス名Ecwid(イーシーウィッド)
ユーザー数20万サイト作成の実績
主な出店事例コスメ、ファッション、雑貨、ファッション、グルメ、インテリアなど
初期費用無料
月額使用料①$0②$15③$35④$99
決済手数料Stripe:2.9%%Square:3.25%、PayPal:3.6%(国内取引の場合)
サービス利用料
支払い方法Stripe、Square、PayPal
デザインテンプレート数
最低利用期間

Ecwidはネットショップを制作できるアドオンストアビルダーです。アドオンストアビルダーとは、ホームページ、WordPressなどのブログ、SNSなどに拡張機能(アドオン)を追加して、ネットショップを運営できるサービスのこと。

もともと使用しているホームページやブログに、ネットショップのページをオープンできるうえ、一度の商品登録で連携しているホームページ、ブログ、SNSにすべて反映されます。つまり商品を登録するだけで、連携先でそのまま商品を購入できるため、さまざまなルートから顧客を確保できるのです。

支払い方法は日本でも使用できるStripe、Square、PayPalが用意されており、決済手数料も2.9%とお得です。月額使用料は無料プランからスタートできますが、無料のFreeプランは10商品までの登録とWordPress対応のみ。

SNSやホームページとの連携は、Venture以上の有料プランとの契約が必要です。

参照:EcwidトップページΙEcwid公式サイト

Ecwidのいい口コミ評判・メリット

まだ日本では情報が少ないサービスですが、Ecwidならではの魅力や便利な機能があります。そんなEcwidのいい口コミ評判、メリットをご紹介します。

WordPressとの連携がしやすい

Ecwidの一番の魅力は、既存のホームページ、ブログ、SNSにネットショップを新しく開設できるスタイルです。一からネットショップを作るだけではなく、すでにアクセス数があるホームページやブログに、ネットショップのページを新しく作ったり、商品を登録したりすることで、読者にそのまま売りたい商品をアピールできます。

ネットショップが独立していないため、もともとホームページやWordPressを運営している人に特におすすめです。また、Venture以上の有料プランはFacebookストア、Businessプラン以上はマーケットストアにも対応しており、さらに幅広いサイトで商品をアピールできます。

45言語対応でグローバルな販売ができる

Ecwidはアメリカのカリフォルニア州で誕生し、本社はロシアのウリヤノフスクにあります。そのためグローバル展開を見据えたネットショップを開設できます。

なんと合計45言語にも対応しており、40以上もの世界各国の支払い方法を選択できます。もちろん日本でも導入されている、PayPalをはじめとする決済サービスと連携できるため、国内での販売もスムーズです。

将来的に越境ECサイトとしてグローバル展開を見据えている人にもおすすめです。

デジタルデータのダウンロード販売ができる

Ecwidはデジタルデータなどのダウンロード商品も登録できます。たとえば、ノウハウなどをまとめた情報系の資料をはじめ、オリジナルの電子書籍やイラストなど、デジタルコンテンツの販売はすでに世界中で浸透しています。

Ecwidならほかの商品を登録する感覚で、デジタルデータを登録販売できるうえ、多言語対応で世界中のユーザーにアピールできます。国内だけでなく世界各国へ向けて販売できるため、自分の作品を世界に見てほしい人や、WordPressなどのブログの読者に向けて有料コンテンツを発信したい人にも便利です。

Ecwidの悪い口コミ評判・デメリット

Ecwidは多言語対応と世界各国の支払い方法を活用できるなど、越境ECサイト作りに役立つサービスです。しかし、まだ日本では使用例が少なく、人によっては使いにくさを感じる可能性もあります。

Ecwidを使う上で知っておきたい、気になるデメリットについて見ていきましょう。

管理画面が英語で翻訳が必要

Ecwidは部分的に日本語対応しているものの、登録画面から実際の管理画面まで英語で表示されています。直感的に商品登録ができるわかりやすいデザインではありますが、わからない部分があった際には英語でヘルプページを翻訳する必要があります。

英語が中心のため、できるだけ日本語表示でサポートも日本語対応しているサービスを希望する場合は、CAFE24やSTORESなど日本語サポートがあるところがおすすめです。

導入事例が少なく口コミが見つかりにくい

Ecwidは2009年に誕生し、これまで世界各国で使われてきた実績があります。しかし日本ではまだ導入事例が少なく、実際にEcwidを使ってショップを運営している事例などは、検索してもまだ情報が少ないです。

そのため、日本語での口コミが見つかりにくく、実際にEcwidでネットショップを運営している人の生の声が聞けないところも気になるポイント。しかし、既存のホームページやWordPressに組み込めるなど、オリジナリティのあるショップを運営できる、とても自由度高く扱えるECサイトビルダーサービスです。

今後ますます国内での需要が高まると予想され、日本でのサポートも充実する可能性は十分にあります。無料プランでも10商品分の登録とWordPressとの連携が使えるため、まずはお試しでEcwidを使ってみてはいかがでしょうか。

ベースになるブログを用意する必要がある

EcwidはECショップを開設できるだけでなく、ホームページやブログ、SNSとの連携によって、いろいろな顧客に商品をアピールできるサービスです。Ecwidだけのショップはデザインテンプレートもなくシンプルです。

あくまでもブログやSNSなどと連携することで、Ecwidならではのメリットが大幅にアップします。そのため、ベースになるホームページやブログを持っていない場合は、新しくWordPressなどを開設する必要があります。

WordPressの導入はドメインの購入やWordPressの設定などがあるため、直感的にサイトをデザインできるWixと比較すると専門的な知識が求められます。そのため、ブログやホームページの作成経験や、HTML、CSSの知識がないとEcwidの導入に時間がかかる可能性があります。

参照:EcwidトップページΙEcwid公式サイト

Ecwidの料金プラン・手数料

プラン名FREEVENTUREBUSINESSUNLIMITED
月額料金無料$15
(日本円価格:2,166円)
$35
(日本円価格:5,054円)
$99
(日本円価格:14,29円)
SNS連携×
マーケットプレイス連携××
POSシステム××
電話サポート××
優先サポート×××
参照:料金プラン Ι Ecwid公式サイト

Ecwidは無料のFREEプランから、月額$99のUNRIMITEDまで合計4つのプランが用意されています。有料のVENTURE以上は、FacebookなどのSNS連携、さらにBUSINESSプラン以上になると、Amazonをはじめとするマーケットプレイスとの連携にも対応しています。

さらにPOSシステムとの連携もできるため、実店舗がある人にもおすすめです。電話サポートはBUSINESSプラン以上に対応していますが、日本語ではなく英語のため注意しましょう。

プラン料金は年間契約にするとお得になります。VENTUREは1か月あたり$12.50、BUSINESSは29.17$、UNLIMITEDは$82.50と、$10以上お得になるプランもあります。

また、Ecwidは取引手数料が無料です。決済方法は世界各国70種類以上に対応しており、日本でも利用できる決済方法が用意されています。たとえばPayPalは決済手数料が3.6%で、国内でも浸透している支払い方法です。

ほかにも、Stripeは決済手数料2.9%とお得に利用できる決済方法とも契約できます。

Ecwidでネットショップを開設する方法・流れ

Ecwidで開設する方法
  1. Ecwidにフルネーム、メールアドレス、パスワードを入力して会員登録する
  2. Store name(ショップ名)とAddress(住所)を入力、Currensy(通貨)を日本円に設定する
  3. 「ウェブサイトをお持ちですか?」という質問にブログやホームページのアドレスを入力する
  4. 管理画面で左メニューの「ウェブサイト」から「Overview」でサイトのデザインを確認する
  5. 「Edit Site」から商品の登録を行う
  6. 連携したいWordPressに「Ecwid」のプラグインをインストールする
  7. 「Ecwid」のプラグインから「設定」を開き、ストア名、住所、電話番号などを入力する
  8. 「カタログ」の商品から「新商品」を登録する

EcwidではECサイトをオープンできると同時に、ホームページやブログの連携によって、自分好みのサイトデザインを取り入れられます。Ecwidに登録したら、WordPressと連携して商品を登録するとWordPress上で商品の販売をスタートできるという流れです。

ただし、これからホームページやブログを開設する場合でも、後から連携できるためまずはEcwidを使ってみたい人にもおすすめです。

参照:EcwidトップページΙEcwid公式サイト

Ecwidはこんな使い方をする人におすすめ!

こんな人におすすめ
  • 越境ECサイトを作りたい人
  • SNSやホームページを持っている人
  • WordPressで商品販売につなげたい人
  • 英語翻訳ができる人
  • デジタルデータを販売したい人

Ecwidは越境ECサイトとして運営したい人におすすめです。45か国の言語に対応し、支払い方法は世界各国のものを選択できます。もちろん日本国内でも取引できるため、将来的にグローバル展開をしていきたい人にも向いています。

すでにSNSやホームページ、WordPressなどで集客ができている人は、特にそのまま商品を掲載できるため売上アップにつながるなど、さまざまなメリットがあります。

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