ラクマの「購入申請」の流れを徹底解説!承認・キャンセルする方法

フリマアプリのラクマには、購入希望者が購入前に申請をして、出品者がそれを承認してから購入できる「購入申請」という機能があります。出品者側は、自由に購入申請の承認・非承認(キャンセル)を選べます。

「悪い評価がついている人に購入されないようにしたい」

「購入希望者のプロフィールをチェックしてから売りたい」

といった出品者も、購入申請を設定しておくと、いきなり商品を即購入されることがなく安心です。この記事では、購入申請の流れや具体的なやり方などをご紹介します。
購入申請ありで出品する際の設定方法のほか、購入申請を承認してからの取引の方法なども説明しているためぜひチェックしてください。

目次

ラクマの「購入申請」機能とは?

「購入申請」はラクマの独自機能の1つです。購入申請は、商品の購入希望者から「買いたいです」という申請を受け付けて、その後に出品者が承認か拒否するかを選べる機能のこと。

ラクマには評価機能がありますが、悪い評価が多い人や、明らかに転売目的の人とは取引を控えたいですよね。そんなときに購入申請の機能を活用すれば、購入したい人がどんな人なのかを確認したうえで販売できるということです。

では、購入申請の機能について、もう少し詳しく解説していきます。

出品者の承認後に支払い・取引が開始される

「すぐに購入OK」の商品との違いは、いったん承認されてから購入が成立して、取引がスタートすることです。即購入OKにしていると、誰でもすぐに購入ができ、そのまま取引がはじまります。

ラクマの購入申請機能を設定すると、買ってほしくない人に商品を買われる心配がありません。

取引が開始したタイミングで、購入者の住所などの個人情報が公開される仕組みです。ちなみに匿名配送を設定していれば、承認後の取引でも住所が表示されることはありません。

また、複数の購入申請があれば、その中から誰に売りたいか決められるところも購入申請機能の特徴です。

期限内に承認されなければ自動キャンセルになる

ラクマにある購入申請機能は、申請があった日の翌々日の23時59分まで承認かキャンセルの手続きがなければ、自動的にキャンセルされます。

申請がリセットされるのは、自動キャンセルになった翌日の8時~10時頃まで。リセット以降は、再び希望者が購入申請できます。

出品者からアクションがなく、再申請したい場合は、コメントを入力して手続きをしてほしいと出品者にお願いしましょう。

コメントの例文

「先日購入申請をしました〇〇(名前)です。まだ購入者が決まっていないようなので、再度申請させていただきました。よければ、申請を承諾していただけたらうれしいです!承認いただいたらすぐにお支払いしますので、よろしくお願いします。」

前回申請したものの承認されなかったことや、すぐに支払いができるといった出品者が安心してくれるようなコメントを送りましょう。

購入申請ありで出品する設定方法

ラクマのフリマアプリから、購入申請ありで出品するためのやり方を説明します。

出品ページの下部にある「購入申請について」の「購入申請」をタップします。

すると、「購入申請の設定」のなし、ありを選べます。なしの場合は「すぐに購入可」と表示され、「購入申請あり」にすると購入申請機能を使えます。

購入申請を承認して取引を開始する方法

フリマアプリのラクマで、購入申請を承認したあとの取引の流れを紹介します。

購入申請を承認したあとの取引の流れ
  1. マイページから出品した商品をタップする
  2. 「購入申請あり」の商品をタップする
  3. 「承認する購入者を選んでください」のページから承認するユーザーをタップする
引用:ラクマ
引用:ラクマ
引用:ラクマ

ほかにも購入申請をした人が複数いた場合の選び方や、購入者が気をつけたい支払い期限について見ていきましょう。

複数の購入希望者がいた場合の選び方

複数の購入希望者がいた場合の選び方
  1. 「出品した商品」から「購入申請あり」をタップ
  2. 購入申請者一覧を表示する
  3. 表示されたユーザーの中から承認する人の「選択する」をタップする

ラクマで購入希望者から複数の購入申請が届いたら、出品した商品から購入申請ありをタップすると、承認画面が表示されます。

複数の購入申請者がいると、購入申請者一覧として申請した順番で複数のユーザーが表示されます。

購入希望者のプロフィールをチェックして、これまでの取引評価の良い、悪いの数などから、売りたい人を決めましょう。

支払い期限は承認された日の翌々日23時59分まで

ラクマで商品の購入申請を承認すると、購入者のお知らせの取引に、「購入申請が承認されました。期限までに商品代金をお支払いください。(支払い期限:〇〇月〇〇日23時59分まで)」といった通知が届きます。

この支払い期限までに忘れず支払いをしましょう。クレジットカードなど購入してすぐに支払いが反映されるものは、そのまますぐに取引をスタートできます。

期限が過ぎた場合は、申請が無効化されて自動キャンセル扱いになります。すると商品はそのまま出品されているものの、購入申請した記録はなくなってしまうため注意しましょう。

再び購入申請はできますが、一度支払い期限を無視をすると出品者から期限を守らないルーズな人だと思われ、申請をキャンセルされてしまう可能性もあります。

購入申請をキャンセルする方法

フリマアプリのラクマで購入申請があったものの、希望者の評価があまり良くないなどの理由から出品者がキャンセルすることもできます。

購入申請をキャンセルすることは出品者の権利のため、申請を断る場合はコメントなどで謝罪をする決まりはありません。しかし、申請した人に納得してもらうため、できればなぜ拒否したのか理由をコメントする人もいます。

出品者は「商品情報の編集」から、購入申請をキャンセルする手続きをしましょう。または申請から翌々日の自動キャンセルまで申請を承認しなければ、自動的にリセットされます。

この時点では売買が成立していないため、購入申請をキャンセルしても特にペナルティはありません。

また、再び購入申請を出されたくない人だった場合は、ユーザーをブロックしましょう。ブロックすると購入申請を出せなくなるため、トラブルを防止できます。

ラクマの購入申請のメリット

フリマアプリのラクマの購入申請の機能を活用することは、次のようにいろいろなメリットがあります。

メリット
  • 悪い評価が多い人に売らないという選択ができる
  • 交渉中や「〇〇様専用」と表示している商品をほかの人に買われない
  • リセットされても再度購入申請ができるため気づかなかったときも安心

ラクマの購入申請機能は、本来であれば早い者勝ちで購入できるフリマアプリのシステムに対して、購入申請の中から承認する人を選べるところです。

購入申請を設定しておけば、承認しない限りほかの人に買われる心配がなくトラブルの防止につながります。

もし購入申請の通知に気づかなかったり、多忙でラクマをチェックできずに自動キャンセルになったりしても、リセット後は同じ購入希望者から購入申請をしてもらえれば、再度承認ができます。

一度自動キャンセルになった場合も、その購入希望者とは取引ができなくなるわけではないため、安心して利用できる機能です。

ラクマの購入申請のデメリット

フリマアプリのラクマの購入申請機能は便利でいろいろなメリットがありますが、一方で、知っておきたいいくつかのデメリットがあります。

デメリット
  • 即購入したい人からすると買いづらい(手間がかかる)
  • 取引終了まで時間がかかる

即購入して支払いをしたい人にとって、購入申請をしたあとに承認まで待つくらいなら買うことをやめてしまう可能性があります。

また、いったん購入申請を承認してから取引がはじまるため、すぐに購入可能な商品とくらべて、取引終了まで時間がかかることもデメリットの1つです。

しかし、購入申請機能は、評価が悪い購入希望者など取引したくない人から商品が買われてしまうことを防げる便利な機能です。フリマアプリの中でもラクマ独自の機能なので、活用してみてはいかがでしょうか。

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