minneの出品はこんな人におすすめ！口コミ評判・メリットを解説

minne（ミンネ）は、手作りの作品を手軽にネット販売したり、購入できるハンドメイドマーケットです。

近年、自分の作品を販売して、本業や副業として取り組んでいる方が増えています。また、個人作家の作品を購入しやすいところもminneの人気の理由です。

「minneに興味があるけれど、口コミ評判が気になる」
「minneの出品方法が知りたい」

といった疑問を持った方に向けて、minnneの利用におすすめの方の特徴や、口コミ評判、アプリの登録方法を紹介します。

minneの特徴

サービス名	minne（ミンネ）
ユーザー数	作家・ブランド数：80万件以上 作品数：1,453万点以上 アプリダウンロード数：1,328万件以上 ※2021年12月末時点
主なユーザー層	ものづくり・ハンドメイドへの関心が高い20～40代女性
人気の商品ジャンル・売れるもの	アクセサリー・ジュエリースマホケース・モバイルケースバッグ・財布・小物キッズ服食品マスクベビー・キッズペットグッズ
月額使用料	無料
出品手数料	無料
販売手数料	作品価格＋購入オプション価格＋送料の合計金額のうち10.56％（税込）
振込手数料	1回につき220円
購入手数料	無料
決済手数料	クレジットカード……無料ApplePay……無料GooglePay……無料AmazonPay……無料auかんたん決済…165円d払い…165円後払い決済…330円コンビニ払い…220円ゆうちょ振替……システムによる銀行振込……金融機関による
支払方法	クレジットカード、ApplePay、GooglePay、AmazonPay、auかんたん決済、d払い、後払い決済、コンビニ払い、ゆうちょ振替、銀行振込

minneはアプリダウンロード1,300万件を突破しており、80万件もの作家やブランドが作品を出品する大手ハンドメイド作品の販売サイトです。

minnneは雑誌やテレビ番組などでも特集され、オフラインのイベントも開催するなど、ハンドメイドマーケットとしての知名度や集客力はピカイチです。

例えば、BASEのようなネットショップや、メルカリなどのフリマアプリでは、幅広いジャンルの商品やサービスを販売できる反面、特定のジャンルのみの集客を見込むことは厳しい部分があります。

しかし、ハンドメイド作品の販売に特化しているminneは、はじめからハンドメイドが好きなユーザーが集まっているので、自分が売りたい作品を多くのお客さんに効果的にアピールできます。

また、minneの出品は、メルカリなどのフリマアプリのように、アプリで簡単に商品が登録できるので、ネットショップを開設するよりも手軽に出品できるところが魅力のひとつです。

販売手数料は(商品価格+送料)の10%

販売サイト	販売手数料	送料の違い
minne	作品価格＋購入オプション価格＋送料の合計金額のうち10.56％（税込）	送料、オプションを含んだ作品の総合販売額に手数料がかかる
メルカリ	販売価格の10％	送料込みの販売の場合は送料を含めた販売額の手数料になる

minneとメルカリの販売手数料を比較すると、minneの方がメルカリよりもやや高いです。

minneは作品価格＋購入オプション価格＋送料の合計金額のうち10.56％（税込）の手数料がかかります。オプション価格というのは、金具・パーツ変更や、ギフトラッピングなどのオプション料金として、任意で設定できます。

一方メルカリは、販売価格の10％で、送料別の品物であれば、送料分は販売手数料に含まれません。ただし、送料込みで販売した場合は、送料を含んだ販売額のうち10％が販売手数料になります。

具体的なminneの販売手数料の計算例は次のとおりです。

※例……1,000円+オプション500円+送料300円
=1,800円の10.56％は販売手数料190円（小数点以下切り捨て）

minneの売上は1か月1,000円を超えると、自動で登録口座に振り込まれます。手動での繰り越しはできず、1,000円以上の売り上げがあった月は必ず振込手数料220円が引かれるため注意しましょう。

minneで売れるもの・売れないもの

よく売れるもの	あまり売れないもの
アクセサリー・ジュエリースマホケース・モバイルケースバッグ・財布・小物キッズ服食品マスクベビー・キッズペットグッズ	家具・生活雑貨（特に大型家具）ニット（編み物）アロマキャンドルアートぬいぐるみフラワーガーデン

よく売れるものは、アクセサリーやジュエリー、スマホケースといった季節問わず毎日のように身に着けるジャンルです。クッキーなどの手作りお菓子といった食品を販売できることもminneの特徴です。

一方で売れにくいジャンルは購入機会が少ない大型家具類や、使用する季節が限定的なニット、アロマキャンドル、ぬいぐるみ、アートといった専門性の高いアイテムです。フラワーも季節によって販売される花の種類が限られており、普段から身に着けるアクセサリーやスマホケース、洋服類と比較すると人気はやや落ちる傾向にあります。

そしてminneは販売、展示できないものがあります。

自分自身が作ったものではないアイテムや、食品、飲み物によっては販売できないものがあります。化粧品も販売ができないため注意しましょう。

minneで出品するメリット

minneの便利なシステムや、出品によって得られるメリットはさまざまあります。minneでハンドメイド作品を出品するメリットを3つご紹介します。

在庫商品が一括管理できる

minneは在庫数と、在庫単位を設定する項目があります。メルカリの場合は、基本的に同じ作品を複数販売する際に1つずつ商品登録する必要があります。minneは同一アイテムを複数作成した際に、1つの商品として登録できるのです。

在庫数がわかりやすく、しかも1つの作品の最大在庫数は1,000点まで設定可能です。同一アイテムの在庫管理がしやすく、購入者もどの商品がどれくらい残っているのか、一目で判断できるページデザインが魅力です。ほかにもminneには「お休み設定」があり、設定すると販売ページに「販売をお休みさせていただいております。」と表示され、購入者がカートに入れるボタンを押せなくなります。

たとえば子供の夏休み、ゴールデンウィークなどの長期休暇で、発送手続きができない際も、商品をすべて削除する必要なく、一時的に販売を停止できるので便利です。

出品者向けの勉強会・セミナーが開催される

minneは定期的に「作家様向け勉強会」という出品者向けの勉強会、セミナーを開催しています。2015年、2018年に神戸や東京の世田谷などで勉強会が開催され、ハンドメイド作家による講座や出品者同士の意見交換が行われてきました。

世田谷、福岡にはminne LAB（ミンネラボ）というものづくりを支援するスペースがあり、勉強会のほか出品者同士のコミュニティの場としても活用されています。一人で作業することが多いハンドメイド作家ですが、交流によって成長や学びの機会を得られる場があることもminneの強みです。

値下げ交渉がない

minneはメッセージ機能がありますが、購入者が商品の購入を完了してから出品者に送ることができる仕組みです。

つまり、購入前にはメッセージのやり取りがないため、メルカリのようにメッセージによる値下げ交渉がありません。

メルカリなどの一部のケースのように、値下げ交渉によるトラブルの心配がないため、面倒な交渉なしで取引を完了したい人におすすめです。

minneの口コミ評判

minneで実際にハンドメイド作品を出品している作家の口コミをまとめました。良い口コミ、悪い口コミそれぞれの評判をご紹介します。

良い口コミ評判

minneの魅力は高い知名度とハンドメイド販売における、優れた集客力にあります。作品が見やすい作家のページデザインも人気で、手軽に一時的な販売休止設定ができる「おやすみ設定」も好評でした。

minneではレビュー投稿で、購入者から感想をもらえることがあります。作家にとってモチベーションアップにつながり、次の作品をより良いものにしていくきっかけにもつながります。

悪い口コミ評判

minneでは匿名配送に対応しておらず、出品者、購入者ともに個人情報が相手に伝わってしまう点がデメリットです。どうしても、「個人情報を知られずに発送したい」という人は、メルカリなど、匿名配送に対応している他のフリマアプリがおすすめです。

minneはメルカリと比較して、販売手数料が高いという口コミが見られました。
たしかに、minneの方が手数料がやや高いものの、そこまで大きな差はありません。その分、ハンドメイドに特化しており、集客力があること、定期的にクーポンを発行していて、お客様の購買意欲を高めるためのサービスにも力を入れています。

そのため、販売手数料はやや高いものの、ハンドメイド作品を売るにあたっては専門性があり、人気作家になるためのチャンスを掴みやすいと言えます。

レビューに関しては、どのネット販売サイトでも、イマイチな評価をつけてくる人は一定数います。次回に活かせるフィードバックとして受け止めて、次に繋げましょう。

minneの登録方法・はじめかた

minneのアプリの登録方法は、メールアドレスを入力して会員登録メールを送信してURLを受け取ります。

仮登録が完了したのち、「お客様情報・販売者設定」にて、次のように情報を入力します。

登録に必要なものは次のとおりです。

情報を入力すると、スマートフォンのメッセージに電話番号のSMS認証コードが届きます。

SMS認証が完了すると、販売者として作品の登録ができます。

minneの出品・発送方法

minneの登録が完了したら、「作品を登録する」ボタンから出品の設定をしていきます。

画像の最大追加枚数は25枚で、さまざまな角度から撮影したハンドメイド作品の写真を掲載できます。

作品名と、大カテゴリーと小カテゴリーは入力必須項目。作品を多くの方に見つけてもらうには、ハッシュタグの設定が便利です。

ハッシュタグで詳細なハンドメイド作品のカラーやジャンル、雰囲気などを設定すると、カテゴリーとは別にハッシュタグを通じて購入者から見つけてもらえる可能性が高まります。

発送方法は合計10種類の方法から選べます。

主にクロネコヤマトと、郵便局を使った配送方法から選べます。また、一部の食品やフラワーの場合はクール便で配送することも可能です。

アクセサリーや文房具などのコンパクトな作品は、厚さ3cm以内で送料が安いネコポスやクリックポストが人気です。ほかにもレターパックライト、宅急便コンパクトなど、さまざまな選択肢が用意されており、作品に応じた最適な配送方法を選べます。

大型の雑貨や、絵画、厚みのある衣類などは宅急便が便利です。ちなみに送料は基本的に購入者負担で、minneの場合は匿名配送を受け付けていません。

出品者は購入者の住所を確認して発送準備をしたうえで、出品者の住所も記載した状態で発送します。

minneはこんな人におすすめ

minneはハンドメイド作品の販売サイトにおいて、国内トップクラスの知名度を誇ります。作家数は80万件を突破して、アプリのダウンロードも1,300万件以上と、多くの方々で盛り上がっているサービスであることがわかります。

出品に関する情報入力もスマホ1つでブログのように入力できる、手軽さもminneの魅力です。ハンドメイド作家としてすでに知名度がある方はもちろん、新人作家も勉強会などで学んでいける場も用意されており、作品づくりに集中できる環境が整っている点がminneの魅力です。

登録は無料のうえアプリから手軽に登録できるため、ぜひminneに登録してはいかがでしょうか。

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