【出品者向け】「PayPayフリマ」の手数料はいくら?料金一覧と他サービス比較
せっかくフリマアプリで出品しても、手数料をたくさん引かれてしまうと損した気分になってしまいますよね。出品者としては、できるだけ手数料をおさえて出品したいのが本音でしょう。
最近、手数料が安いフリマアプリとしてPayPayフリマが注目されています。PayPayフリマの手数料が、どれくらい安いのか気になっている人も多いはずです。
本記事では、PayPayフリマで出品した際にかかる手数料の詳細、ほかのフリマアプリとPayPayフリマを比較した結果について紹介します。
手数料の安いフリマアプリを探している人は、ぜひ参考にしてください。
「PayPayフリマ」の手数料はいくら?出品にかかる手数料3種類の料金一覧
PayPayフリマでの各種手数料は以下のとおりです。
販売手数料 | 5% |
振込手数料 | 100円(PayPay銀行は無料) |
決済手数料 | 無料(PayPay、クレジットカード) |
これらの手数料以外にも、別途送料がかかります。
ほかのフリマアプリでは送料を購入者が負担するケースもありますが、PayPayフリマでは送料はすべて購入者負担です。
続いて、それぞれを詳しく見ていきましょう。
販売手数料
PayPayフリマで出品すると、商品が購入された際に5%の販売手数料が差し引かれます。
当初、PayPayフリマの販売手数料は10%でしたが、2021年1月20日より5%へ値下げされました。
5%の販売手数料は、数あるフリマアプリの中でも最安値です。
ただし、ヤフオクと同時出品する場合は要注意。
PayPayフリマで購入されてもヤフオクの手数料が適用されて、販売手数料が高くなってしまいます。
- Yahoo!プレミアム会員:落札価格の8.8%
- Yahoo!プレミアム会員以外:10%
ヤフオクと同時出品すると、販売手数料が最安値というPayPayフリマの強みが無駄になってしまうので注意しましょう。
振込手数料
PayPayフリマの売上金を自分の銀行口座に振り込んでもらう際、1回100円の振込手数料が差し引かれます。
1回100円でも十分安いですが、PayPay銀行を振込先に指定すれば振込手数料がなんと無料。
PayPay銀行の口座を持っていない人も、PayPayフリマを利用するなら口座開設をおすすめします。
さらにPayPayフリマの振り込みについて特筆すべきは、101円から振込申請できる点。
条件付きで振込手数料が無料になるフリマアプリは他にもありますが、101円から振込申請できて振込手数料が無料になるフリマアプリは少ないため、低単価の商品を扱う人にはPayPayフリマが便利でしょう。
101円から振込申請ができ、振込手数料が無料というフリマアプリは数少ないので、PayPayフリマはかなり良心的です。
決済手数料
PayPayフリマの決済手数料は、購入者、出品者ともに無料です。
決済方法は、PayPayとクレジットカード払いの2種類の方法があります。
PayPayでの支払いなら1%還元で、売上金もPayPay残高で受け取り可能です。
PayPayフリマは、キャリア決済、コンビニ払い、ATMや銀行振込での支払い方法に対応していません。ほかのフリマアプリではこれらの支払い方法に対応しているサービスもありますが、基本的には決済手数料がかかります。
PayPayフリマを使うなら、同時にPayPayデビューをするのがおすすめです。
送料
PayPayフリマでは、送料はすべて出品者が負担します。したがって、商品価格を設定するときは、事前に送料がいくらぐらいかを調べた上で、送料分を上乗せして価格を設定する方法がおすすめです。
PayPayフリマの発送方法は3種類から選択できます。
- おてがる配送(ヤマト運輸)
- おてがる配送(日本郵便)
- おまかせ配送
匿名配送が可能なので、住所や氏名を知られたくない人でも安心です。
おてがる配送(ヤマト運輸)
サイズ | 料金 | |
---|---|---|
ネコポス | A4サイズ以内厚さ3cm以内重さ1kg以内 | 全国一律 170円 |
宅急便コンパクト(EAZY) | 薄型専用BOX:24.8cm×34cm×8mm専用BOX:25cm×20cm×5cm | 全国一律 380円専用BOX:別途70円 |
宅急便(EAZY) | 60〜160サイズ | 全国一律 700円〜1600円 |
(引用:PayPayフリマ ヘルプ)https://support.yahoo-net.jp/SccPaypayfleamarket/s/article/H000008477
※EAZYとは、置き配対応サービスのことを指します。
おてがる配送(日本郵便)
サイズ | 料金 |
ゆうパケット | 175円 |
ゆうパケットポスト | 175円 |
ゆうパック(60〜170サイズ) | 700円〜1800円 |
(引用:PayPayフリマ ヘルプ)https://support.yahoo-net.jp/SccPaypayfleamarket/s/article/H000008488
おまかせ配送
おまかせ配送とは、商品の梱包、搬出、また購入者宅への搬入までを配送業者におまかせできるサービスです。
サイズ | 料金 |
80サイズ〜450サイズ | 1,700円〜33,000円 |
(引用:PayPayフリマ ヘルプ)https://support.yahoo-net.jp/SccPaypayfleamarket/s/article/H000013256
続いて、主要フリマアプリ3つとPayPayフリマの手数料を比較して、どのフリマアプリがもっともお得かを調べてみます。
「PayPayフリマ」の出品手数料は高い?類似サービスと比較
数あるフリマアプリの中でも、メルカリ、ラクマ、PayPayフリマはユーザー数が多いサービスですが、手数料に大きな違いはあるのでしょうか?
さらに、近頃ネットショップとして注目度が上昇しているBASEの手数料も気になりましたので、4社のサービスの手数料を比較してみました。
販売手数料 | 振込手数料 | 決済手数料 | |
---|---|---|---|
メルカリ | 10% | 200円(※1) | 100円(※2) |
ラクマ | 6% | 210円(※3) | 100円(※4) |
BASE | 3% | 250〜750円 | 300円(※5)3.6%+40円(※6) |
PayPayフリマ | 5% | 100円(※7) | 無料 |
(※1:お急ぎ振込は+200円)
(※2:コンビニ払い、ATM払い、キャリア決済、FamiPay利用時)
(※3:楽天銀行以外、または楽天銀行でも9,999円以下の場合)
(※4:コンビニ払い、ATM払い、キャリア決済利用時)
(※5:コンビニ払い、後払い、キャリア決済利用時の購入者負担額)
(※6:出品者負担額)
(※7:PayPay銀行以外)
類似サービスと比較しても「PayPayフリマ」の出品手数料は安い
4社の手数料を比較して明らかになったことをまとめます。
- 販売時の手数料はPayPayフリマが最安
- 振込手数料はPayPayフリマが最安
- 決済手数料はPayPayフリマが無料で最安
販売手数料だけをみると、ネットショップのBASEが3%でもっとも安いですが、BASEは決済手数料の3.6%+40円を別途負担しなければなりません。
商品が売れたときにかかる手数料は6.6%+40円となるので、販売時の手数料としてはPayPayフリマの5%が最安です。
振込手数料は、ほかのサービスに比べて半額以下のPayPayフリマが一番お得。
さらにPayPay銀行なら手数料無料になったり、振込申請が101円からできたりと、出品者としてはうれしいポイント満載です。
PayPayフリマの決済手数料は出品者も購入者も無料ですが、ほかのサービスでもクレジットカードなら無料というケースが多いので、横並びといった印象です。
以上を総合的にみると、PayPayフリマの出品手数料は安いという結論にいたりました。
ユーザー数で選ぶならやっぱりメルカリ
手数料がPayPayフリマの倍かかるメルカリですが、フリマアプリではダントツのユーザー数を誇ります。
出品手数料のデメリットこそあれ、ユーザー数が多いというのは販売機会が増えることになるので、商品によってはメルカリが最適なケースも。
例えば、あまり需要がなさそうなマイナーな商品や、コアなファンじゃないと価値を理解してもらえない商品などは、できるだけ多くの人に見てもらう必要があります。
利益度外視で早く売り切りたいときなども、ユーザー数の多いメルカリが最適です。
自分のネットショップが開きたいならBASE
BASEは、出品手数料が安いわけではないですが、自分のネットショップが持てるという独特のメリットがあります。
例えば、ハンドメイドのアクセサリーを売りたい人や、同じジャンルの商品に特価している人は、ネットショップを構えたほうが売りやすいかもしれません。
BASEは、自分で好きなデザインを選んでネットショップを作れるので、アパレルやアクセサリーなどのブランディングにもつながります。
有料のおしゃれなデザインもあるので、こだわりのネットショップを開きたいという人は、BASEを利用すると物販がさらに楽しくなるでしょう。
「PayPayフリマ」の出品手数料でも高いと感じている方におすすめのサービス
もし、PayPayフリマの5%という出品手数料でも高いと感じるなら、Twistore(ツイストアー)がおすすめです。
Twistoreの手数料は、サービス利用料は無料、振込手数料が200円、決済手数料は3.6%を出品者が負担します。
商品が売れた時にかかる手数料は3.6%のみですので、他のどのフリマアプリよりも手数料が安いです。
Twistoreは、SNSを利用した商品販売サービスで、写真を撮って値段を入力するだけで、簡単に出品できるという特徴があります。
SNSで販売したい、出品の手間をなるべく減らしたいという人にもTwistoreはおすすめです。
少しでも出品手数料を節約して売りたいなら、今すぐTwistoreを使いましょう!